「コトバを届ける」

初めまして。

音楽AIプロデューサーのRYOと言います。

この説明文まで見てくれて本当にうれしいです。

ありがとうございます。

AIが発達した今、あらゆる物が簡単にすぐ作れるようになりました。

AIでの作曲ってと聞くと音楽の素人が適当に作って適当にリリースするって

イメージを持つ人が多いのかなって思います。

ただ僕の場合は全く違います。

僕の場合はあらゆるジャンルの楽曲を毎月3000曲ほど聴きこみ、

その中で本当に納得した曲しか出しません。

納得できるクオリティの楽曲が出来るまで

リードメロディで数百パターン作るのは当たり前。

Aメロの1小節のためや2秒ほどのアウトロだけで

数十パターン作ることもザラにあります。

それぐらい納得できるまで徹底的に作り込みます。

事実これまで5000曲以上作曲してきましたが、

リリースまでたどり着いたのは0.1%にも満たないわずか数十曲程度です。

それ以外は全てリリースすることなく削除しています。

そうして納得出来るまで徹底的に作り込みます。

歌詞に関しても同様です。

作詞に関してたまに

「どのAIを使ってますか?」や「〇〇風と入力すればいい歌詞が作れるんですか?」

と聞かれることがありますが、

歌詞は適当にAIで作らせたものではありません。

Chat GPTなどを使って作詞させた人はわかると思いますが、

どこにでもあるありきたりな歌詞しか生成されません。

これはもLLMの性質を知っていれば理解できることです。

今の大規模言語モデルは人間の言った言葉を確率論でつなぎ合わせて会話をしているにすぎません。

つまり、皆が言っている言葉をそれっぽく繋げて生成しているのが

今のAIの仕組みだということ。

だから、AIはどこかで聞いたことがある誰もが言ってそうな歌詞しか作れないんです。

ほんとーに、歌詞作るのってめちゃくちゃ大変で。

「これが自動でAIがやってくれたらどれだけ楽か」って思いますよ。

そりゃあ適当に作って、適当にリリースできればいいや

ってぐらいだったらいいかもしれないけど。

そんなクオリティのもの出さないと決めてるし、

なにより僕自身が感動しない。

こりゃダメだって瞬時に思いました。

僕が作ったと胸を張って言えるものは生成できない。

だから僕が描くしかないって思ったんです。

そもそも人の心を動かす言葉というのは、”誰も言っていない言葉や表現”です。

ありきたりな表現というのを人間は「すでに知っていること」と判定して、

脳はスルーするという構造になっています。

ノーベル学者のダニエルカーネマン書籍「ファスト&スロー」でも描かれていることです。

「あなたが好き」

という表現をいまさらに聞いて、感動する人はほとんどいないでしょう。

でも「スキップしながら唾かけて」

なんて歌詞はAIはおろか、普通の人間にかけない歌詞です。

こりゃモンスターにしか描けないww

でもだからこそ目に止まってしまう。

これを三宅香帆さんの書籍「好きを言語化する技術」では、クリシェと表現されています。

まさしくありきたりな表現は

「私たちの脳には残らない=人の心を動かす言葉」にはなりえないわけです。

これがAIに人の心を動かす言葉が生み出せない理由で、

それはAIの構造やモデルを理解していると、簡単に推測できることです。

AIには「前前前世」というタイトルは生み出せないし

「ドブネズミみたいに美しくなりたい」 という言葉をゼロから生み出せない。

AIには正しさはあっても哲学がない。

だから人の心に突き刺さる言葉は作れないんです。

なので参考にすることはあっても、

僕自信がAIに丸投げして適当な歌詞を量産することは絶対にありません。

そして、

なぜそこまで歌詞にこだわるんですか?

と言われることがあります。

それは言葉にはホントにすごい力があると信じているからです。

例えば「育メン」という言葉が生まれてから男性が積極的に育児に参加するようになったことがわかっています。 

その結果、男性の育休取得率が急増しました。

そして今や男性が育児に参加するのは当たり前とみんな考えるようになった。

これらはすべて「育メン」という言葉ができてからです。

また「うつ病」という言葉がなかった時代はうつ病という症状は存在しませんでした。

だから、うつ病の辛さや苦しみというものは、誰にも理解されなかった。

でもうつ病という言葉が生まれ皆が理解したことで、

苦しみを周りの人が理解してくれるようになった。

その結果、治療法なども生まれるようになり、

うつ病で苦しんだ人は一人じゃなくなった。

歌詞に関しても同じです。

失恋して自信をなくした時、歌詞に救われた人は多いと思います。

「悩んでるのは私だけじゃないんだ」と気持ちが楽になる。 

「明日からもう少しだけ頑張っていこう」と元気が湧く。

歌詞の言葉一つで勇気がもらえたり、心が軽くなったり、行動が変わったりする。 

それが、言葉をすごく大切にしている理由です。

僕はあまりセンスのある方じゃない。

だから僕は失恋の曲を作る時は、ひたすら失恋した時の気持ちを思い出す。

フラッシュバックさせ「自分は無価値な存在なんだ」と感じた自分を思い出す。

アンチに苦しむ人の曲を書こうと言う時は、

ひたすらアンチコメントばかり拾って見て、自らの心に傷をつけてた。

「悩んでる人と同じ気持ちになる」

こうして同じ気持ちにならないと本当に人の心突き刺さる言葉は出てこない。

同じように苦しんで、同じように悲しんで、

その人に寄り添うコトバを届けたい、と繰り返しずっと歌詞を書き続けているから、

“RYOさんの歌詞に感動した”

という言葉を貰えてる歌詞が書けるんだと思います。

“届けたい相手”のことを想い考え続け、

伝えたいメッセージを何度も何度も修正を繰り返しながら、

歌詞を書いていく。

そうして一曲一曲を作っています。

ファンクラブでは、その苦悩や葛藤を含めた全ての制作の裏側を包み隠さず話しているので、

少しでも僕の歌詞に感動して応援したいと思ってくれた方はぜひ覗いてみて下さい。

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